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音に関する知識

防音工事を施して防音性能を獲得しようと思っても、実際にどのぐらいの性能があればよいのかが想像できなければピンと来ないといえます。
まず、騒音を始めとして音声の大きさを示す指標にデシベルという単位が存在します。
一般的な話し声が50デシベル程度の大きさだといわれています。
これに対して、ホームシアターなどに要求される音量は80から100デシベル程度だといわれています。
この音量は、ピアノをフォルテ、フォルテシモなどで弾くときの音量や、エレキギターの出す音量程度の大きさだといわれています。
また、日常の騒音から言えば交通量の多い道路や、大きな音量であれば電車が通った時のガード下程度の音量に感じるといわれています。

通常の住居ではそのような大音量をカットし切ることは難しいです。
大通りに面したマンションなどを内覧すると、思っている以上に音が聞こえてくることがあることからもそれは容易に想像できます。
ですから、防音工事を施してきちんと音を止める、遮音対策を行わなくてはなりません。

遮音性能の数値

音が伝わるにあたって、空気の振動や壁の振動などが大きな影響を与えます。
壁があればその壁が音を吸収して、その向こう側には音が伝わりづらくなります。
この遮音性能を、D値という名称で表記します。
D-50と表記されていれば、50デシベルほどカットして外部に聞こえる仕様になると想定できる計算です。
元の音源と、D値を引き算して安心できる範囲まで防音工事を施す必要があります。